「選ばれたのは、本当に我々なのか?」

2001年 アメリカ

1968年に製作された「猿の惑星」のリメイクを越えた
再創造[リ・イマジネーション]として登場。

ひとりの宇宙飛行士が降り立った未知の惑星。
そこは言葉を話す猿が支配する野蛮な星。
人間は、彼らの奴隷として生きているだけだった。

主人公の宇宙飛行士レオを演じるのは、マーク・ウオルバーグ。
「パーフェクト・ストーム」(2000年)に出演している。

右の写真は、残酷で暴力的な将軍セードを演じるティム・ロス。
「海の上のピアニスト」(2000年)は記憶に新しい。
特殊メイクをしているとはいえ、
同じ人物が演じているとは思えないほどの陰険さ。
怒ったときの猿独特の行動は迫力あるモノだった。

 セードの忠実な部下アターを
演じているマイケル・クラーク・ダンカンは「グリーン・マイル」で超能力を持つ囚人役を演じていた。

 聡明なチンパンジー、アリを「ファイト・クラブ」のヘレナ・ボナム=カーターが、人間の女性ディナをこれから公開される「ドリブン」に出演のエステラ・ウオーレンがそれぞれ好演している。

 映画全体が光の少ない暗いイメージで、展開していく。猿の軍隊の追跡シーンや戦闘シーンは、迫力あるものに仕上がっていて、スピーディーに進んでいく。

 この作品を見るにあたって、1968年「猿の惑星」と続編3本(全部で4本?)をビデオでチェックした。撮影技術やメークの技術は、さすがに本作の方が上で迫力があるが、
ラスト・シーンは1968年の「猿の惑星」の方がインパクトがある。まだ見ていない方のために、ここで紹介するのは避けるが、ゼヒ合わせて鑑賞することをおススメします!!

ポイントは、次の通りです。

特殊メークの素晴らしさと、戦闘シーンの迫力にそれぞれポイントです。