Cinema Review

2006

April

Title

Point

Comment

ダンサーの純情

★★★★

 大好きなラテンダンスのシーンが盛り込まれていて、それだけでもう大満足です。

 主人公のチャン・チェリン役のムン・グニョンのダンスの上達ぶりに驚かされます。相手役のヨンセには、プロのダンサー、パク・コニョンが扮しています。二人のダンス・シーンにうっとりしました。

ブロークバックマウンテン

★★★★★★

 アカデミー賞作品賞は逃したものの、さすがゴールデングローブ賞最優秀作品賞受賞作です。

 相手への想いがいつまでも変わらないことの美しさ・切なさを、美しい山の景色をバックに描いていました。
 ヒース・レジャーとジェイク・ギレンホールのせりふに演技に泣かされました(;>_<;)

ファイヤーウォール

★★★★★

 久しぶりのハリソン・フォード。見た目は正直年とったなあって思いました。でもでもストーリーは面白くて、最後まではらはらドキドキ。Winny(ウィニー)による情報流出事故が相次ぐ今、コンピューター操作の恐ろしさを知ることができました。

 ポール・ベタニーはファンなので、悪役ぶりが上手すぎるのが複雑。

クラッシュ

★★★★★

 アメリカ社会の抱える問題を様々な角度から描いていました。この作品が最優秀作品賞を受賞したということは、映画の持つ役割の幅を広げることに大きな意味を持つと思いました。

 娯楽だけでなく、社会問題を訴える手段としての映画の役割を実感しました。

ナルニア国物語

★★★★

 原作を読んだことがありませんでした。それがかえって良かったようで、作品の中に入り込むことができました。

「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズが終わってがっかりしていたので、このシリーズが映画化されるのは嬉しいです。

 ティルダ・スウィントンの魔女役があまりにハマっていたのが心に残りました!

リトル・ランナー

★★★
 「リトル・ダンサー」の様に終始感動ものかと思っていたら、前半はどちらかというとコメディ。でも後半は感動のレース展開。最後はハッピーエンドでした。出来すぎのようだけど、後味さわやかの青春ものに仕上がってます。