2002年 中国

監督 

チャン・イーモウ

出演 

ジェット・リー

トニー・レオン

マギー・チャン

チャン・ツィイー

ドニー・イェン

2003年夏の話題作のひとつ。

秦王を暗殺しようとした3人の刺客を殺したという無名(ジェット・リー)が、
彼らとの闘いに勝った話を王に語っていく。

彼の話を聞いた秦王の指摘によって、
事実は意外な方向へと向かっていく。。

となりで食べたり飲んだりして、
お酒の臭いをぷんぷんさせていたおじさん。
ゲップは連発するは、歯にはさまったものを取る音がやかましいのなんのって。。

その人曰く「難しくて、よくわかんなかったなあ」(;-_-メ;)
確かに単純明快なストーリーとは言えませんが、
話が進んでいくうちに、
主人公たちの人としての奥深さが感じられてきました。

特にトニー・レオンのファンなので、
最初の彼はあまりにもみじめで悲しかったけど、
後の方では愛に満ちた人だったので、ほっとしました。

賛否両論だと思います。
私は大賛成!!

美しい映像、色でそのときの心や人となりが表現されていて
見ながら感動してしまいました。(:_;)

スケールの大きさも見事!
あれだけのエキストラを動員して歴史劇を取らせたら
中国にかなう国はどこもないのではないでしょうか。

マギー・チャンふんする飛雪の美しさ、凛々しさ。
チャン・ツィイーの如月の一途なひたむきさ、愛らしさ。
トニー・レオンの残剣の優しさ、懐の深さ。
良かったなあ。

残念だったのは、
ドニー・イェンの長空の出番が少なかったこと。
秦王のチェン・ダミオンには、王としての風格を感じることができなかったこと。
もっと荘厳な印象を与えられる人が良かったなあ。
親しみは感じられたけど。

ラストはネタばれになるので話せません。
見てのお楽しみで〜す!!

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