2002年 アメリカ

監督 ロブ・マーシャル

出演 レニー・ゼルウィガー

キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
(第75回アカデミー賞最優秀助演女優賞受賞!)

リチャード・ギア

2003年BESTを考えるのは早すぎるのでしょうが、
No.1最有力の作品に出会ってしまいました。

それが「シカゴ」です!

見たくて見たくてたまらず、
試写会にはずれたので、せめて初日にはと見てきました。

ミュージカルが好きな人にとっては、最高の娯楽作ではないでしょうか!
  
出演者も、ダンスシーンも歌も超豪華!!

あの有名な牢屋の格子&シルエットが出てきたときには、
シビレてしまいました。

レニー・ゼルウィガーは、
あの
「ブリジッド・ジョーンズの日記」のときとは全く違う。
やや野暮ったかった彼女が、
ここではキュートでチャーミングなロキシーを演じてます。
ここまで変われる、、さすが一流女優です。

リチャード・ギアもまだまだセクシー。
けっして美形とはいえない顔立ちなのに、
何故か惹きつけられる魅力があります。
歌もタップも素敵です。

でもでもでも、、
このふたり以上に素晴らしかったのは、
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
さすが最優秀助演女優賞受賞だけのことはあります。
彼女が主役でも良かったと思えるほどの実力。
「マスク・オブ・ゾロ」「トラフィック」では決して知ることのできなかった
ミュージカル俳優としての実力を見せてくれました。

彼女に比べると、レニーはやはりがんばってはいるけど、
ちょっと劣ってしまうかなあって感じです。

でも役どころがヴェルマの方が実力も才能も上だから仕方ないのでしょう。

今は亡き名ダンサーであり、振付家であり、監督でもあった
ボブ・フォッシー作のミュージカルを
同じアーティストであるロブ・マーシャルが見事に映像で表現しています。

好きなシーンの連続ですが、
特にオープニングの
「アンド・オール・ザット・ジャズ」
刑務所の中で女囚たちが踊る
「セル・ブロック・ザ・タンゴ」
そしてラストの
「アイ・ムーブ・オン」?が特に気に入ってます!

ポイントは、今シーズン最高の95点!!です!!!

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